札幌市中央区にある質屋「丸長質舗」のスタッフまる姉のつぶやきです。

札幌の質屋☆まる姉のつぶやき

キャラットとカラット

「1キャラット」

「1カラット」

どちらを耳にする事が多いでしょうか?

私は宝石の勉強をする前は英語の発音の差だと思っていました。

Tシャツをティーシャツと呼ぶか、テーシャツと呼ぶかそんな差だと。

実際のところ
「1キャラットのダイアモンド」という場合は
CARATを日本語読みにしているので正解です。
「1カラットのダイアモンド」という場合、CARATのCAを
「カ」と読んでいる発音の差です。一応インターネットでは
両方書いてあるので間違いではないのでしょうね。

でもこう見ると、英語の猫「CAT」を日本語で「カット」とは読まないように
CARATをカラットと読むのに違和感を感じてしまいます。

そして、本題です。

単純に「1キャラット」と「1カラット」では大きな差があります。
1キャラット=1carat
1カラット =1Karat

まず、スペルが違います。
もちろん意味も違います。

キャラット(carat)は、宝石の質量(重さ)を表す単位です。
1キャラットは0.2g。

カラット(karat)は、合金の量に対する金の相対的な割合を表す単位です。

少しわかりにくいですね。
K24(24金)が純金です。24Kとも表示します。
1カラットは、金が合金(金ではない物質)の総重量の24分の1という事を表します。

K18(18金)は、金が18カラット、残りの混ぜ物である金属物質が6カラット
入っているということになります。
K14(14金)は、金が14カラット、残りの混ぜ物である金属物質が10カラット
入っているということになりますね。

なんとなくKは金のK?と思いたくなりますが、実はカラットのKでした♪
キャラットキャット