世界最大級のピンクダイアモンド
ピンクダイアモンドといえば、オーストラリアの「アーガイル鉱山」
と言われるほど、有名な鉱山があります。
その鉱山では割と小粒のダイアモンド、ピンクダイアモンドが取れると
言われていますが…
世界最大級のピンクダイアモンドが発見されたというニュースです。
2012年02月22日 17:30 発信地:シドニー/オーストラリア
http://www.afpbb.com/article/economy/2859806/8519332
「【2月22日 AFP】英豪系資源大手リオ・ティント(Rio Tinto)は22日、
オーストラリアで12.76カラットの希少なピンクダイヤモンドを採掘したと発表した。
同国で採掘されたものとしては過去最大。
アーガイル・ピンク・ジュビリー(Argyle Pink Jubilee)と名付けられた
この巨大なダイヤモンドの原石は、オーストラリア西部のキンバリー(Kimberley)に
あるリオ・ティントのピンクダイヤモンド生産拠点、アーガイル(Argyle)鉱山で発見された。
同社によると、カットと研磨に10日かかる見通しだという。
同社のジョセフィーヌ・ジョンソン(Josephine Johnson)氏は
「この希少なダイヤモンドの発見に歓喜している。
このレベルのダイヤモンドは史上初。
26年かけてやっとめぐり合えたもので、
今後また見つけられることはないかもしれない」と述べた。
今回発見された淡いピンク色のアーガイル・ピンク・ジュビリーは、
英女王エリザベス2世(Queen Elizabeth II) が成婚した際に
贈られた24カラットのウィリアムソン・ピンク(Williamson Pink)に
似ているという。ウィリアムソン・ピンクは1947年にタンザニアで発見され、
現存するピンクダイヤモンドの中で最高級のものとされている。
アーガイル鉱山は、世界のピンクダイヤモンドの90%以上を産出している。
同社によると、アーガイル・ピンク・ジュビリーのような大きな原石は通常、
博物館に寄贈されたり、王室に献上されたりするほか、
クリスティーズ(Christie's)などの高級品を専門に扱う競売大手で
競売にかけられることが多いという。
リオ・ティントによると、クリスティーズが244年の歴史のなかで競売にかけた
10カラット以上のピンクダイヤモンドは、わずか18個。
アーガイル・ピンク・ジュビリーはカットと研磨が終わると、鑑定に出される。
その後、招待者限定で年内に競売にかけられるまで、世界各地で展示される予定だ。(c)AFP」
世界最大級のピンクダイアモンドの大きさは、
万年筆のペン先と比べて、このぐらいの大きさなのですね。
12.76キャラットが、カットと研磨後にどのぐらいの重さになっているのか
とても興味がありますが…
今頃、もう研磨されて、誰かの宝物になっているのでしょうか。
このニュースのその後が知りたいところです。